一戸建てにする?マンションにする?日々の生活を比較してみた
マンションは音に敏感にならざるを得ない
マンションと一戸建ての一番大きな違いは、音の問題かもしれません。集合住宅に住んだことのある方ならお分かりになるでしょう。お子さんに、「家の中で走っちゃだめ!」「ものを落としちゃだめ!」などと注意をしていませんか?
お子さんにはのびのびと遊んでもらいたものですが、階下に響く足音は無視できないですよね。
木造の一戸建てと鉄筋コンクリートのマンションであれば、当然木造の方が音は響くのですが、不思議なもので、家族が上階で大騒ぎをしていてもあまり気にならないのに、他人の家のこととなると途端に気になるから不思議です。
音を出さないために、「帰宅が夜遅いので、洗濯は週末にまとめてやるしかない」、「夜中に廊下を歩く音が響くのでパンプスを脱いで歩く」などと言う人もいるほどです。生活音を発することも、聞こえてくることも気にせずに住めるという意味では、一戸建ての方がよいでしょう。
庭付き一戸建てで、新しい趣味が見つかる方も
一戸建ての醍醐味はお庭。マンションでも専用の庭やバルコニーがついているところが出てきましたが、数は限られています。庭で子どもを遊ばせたり、ガーデニングに精を出したり、一戸建てを購入したのを機に家庭菜園が趣味になったという人も少なくありません。広々とした日の当たるスペースがあるという面では、庭付き一戸建ての圧勝でしょう。
駐車スペースはどうなるか?
駐車スペースは、一戸建てであれば当然完備。実家から両親が訪ねてくるときには、庭を利用して3台の車を駐車するケースも珍しくありません。その点、マンションの場合は1台だけ。多くは無料のようですが、2台目以降は有料になります。
また、駐車場といえばもう一つ問題があります。最近は若者の車離れが顕著で、利便性のよいマンションでは駐車場に空きスペースが出てきました。しかし、空き場所ばかりの駐車場も管理はしなければならず、その費用は管理費や修繕積立費があてられます。これもなかなか難しい問題となります。
一生必要なマンションの管理費と修繕積立金
毎月ローンを払うという意味では一戸建てもマンションも同じです。しかし、マンションはこれに加えて管理費や修繕積立金、駐車場代などが必要になります。修繕積立金はマンションが老朽化したときに(あるいは、老朽化しないように)修理をするための費用。新築マンションの場合、当初は低めに設定されていることがあるものの、数年後には値上がりすることもあるので注意が必要です。
もちろん、この費用はローンが終わっても、住んでいる限り必要。老後を考えるときにも忘れてはいけないコストです。
セキュリティ面はマンションの方が安心?
近年気にする人が増えているセキュリティ。一戸建ての場合は、自分たちでセキュリティ設備を整えなければなりません。ですが、マンションであれば管理人さんがいたり、監視カメラやオートロックなどの防犯設備が充実したりしているので、それだけでも犯罪の抑止力になり安心です。
ただし、正面玄関はオートロックでも、裏のゴミ捨て場への通路は出入り自由なこともあります。「セキュリティ面が整っているから」という理由でマンションを選ぶ方は、しっかり裏口までチェックするようにしてくださいね。
最後に
このように、日々の生活をイメージした時に、一戸建てとマンションでも違いがあります。
マイホームを選ぶ価値観はいろいろありますが、特徴を比較していくと一戸建ての方が良いなと感じる方もいるのではないでしょうか。
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