新築一戸建て購入から引っ越しまで必要期間はどれくらい?準備はいつからはじめていいの?
一戸建て購入が賃貸契約と違うところ
一戸建てを購入するときと、賃貸住宅を契約するときには違うポイントが多くあります。住宅ローンを組むことを考えても、「なんだか時間がかかりそう」と感じる方も多いはず。しかし、実際のところ、どれくらいの期間が必要なのでしょうか?
家探しは一緒か?
賃貸は一定期間が過ぎれば引っ越すことが前提となるので、住みたい家の条件をあげて、それに近い家を探すのはその時だけ。しかし、一戸建てを購入する場合は、長く住むのが大前提です。賃貸以上に「妥協はしたくない」とも考えるので、選ぶのに時間がかかります。
また、コスト面でも違います。賃貸でも入居前に審査がありますが、必要書類は年収や勤め先を証明する程度。審査も管理会社が行います。ところが、住宅ローンは借入金の状況なども調べられますし、保証人の年収や勤務先も調査の対象になります。調査をするのは金融機関であり、プロの目で長期的な判断をされるので、それだけ厳しくなります。
住みたい家が見つかってもすぐには住めない
賃貸の場合、住みたい家が見つかれば、審査を受けて入居となります。この審査は早いところでは即日で済むところもあり、比較的簡単なもの。その後は、敷金、礼金、前家賃など必要なコストを払えばカギを受け取ることができ、引っ越しができる状態になります。
ところが一戸建てではそうはいきません。まずは不動産仲介業者やハウスメーカーに申し込み、銀行で住宅ローンの事前審査を受けます。これに通ってから売買契約を結び、本審査。準備する書類も多くなり、審査日数もかかります。本審査が終わってから銀行と住宅ローンの契約を結び、やっと引き渡しとなりカギを受け取れます。
銀行の審査はどれくらいかかるか?
では、住宅ローンの審査にはどれくらいの時間かかるのでしょうか。
審査は2段階になっています。事前審査と本審査です。どちらも審査を受けるときの個人の条件の違いはもちろん、そもそも金融機関によってスピードは大きく違うといわれています。
一般的にWEB銀行は審査がスピーディで、1日から2日で終わることもあるようです。また取引期間が長いメインバンクで貯蓄額が高いときは、窓口に出向けば事前審査がないともいわれます。
一方で、普通の金融機関の場合、1週間程度の審査期間が必要で、さらに書類の不備があったり、借入額が大きかったり、借り入れ状況についての審査が必要なときは時間がかかります。
そして、仮審査が終わり、不動産業者と売買契約が終わった後に行う本審査は、事前審査以上の時間がかかるのが通常です。たとえ書類を素早く揃えたとしても、早くて1週間から2週間と言われており、追加で書類が必要な場合はさらに時間がかかります。とはいえ、事前審査が通っていれば(条件に変わりがなければ)、本審査が通らないことはめったにないため、心配する必要はありません。
では、本審査が完了すればすぐに家を引き渡してもらえるかと言うとそうもいきません。本審査が完了した後、銀行に行って金銭消費賃借契約などの手続きを経て、融資実行となります。ちなみに融資実行日は物件の引き渡しの日。この間は3日〜1週間程度かかるのが一般的です。
つまりローンを契約に要する日数は、1ヶ月程度はかかるというわけです。
引っ越し準備をするタイミング
では、なるべく早く引っ越したいと考える場合、これらの手続きが完了するまで待つしかないのでしょうか?
そんなことはありません。
新しい家は、ハウスメーカーと売買契約をした時点では、住宅ローンの事前審査が通っただけで、ローンの本審査はその後となります。しかし、事前審査を実施した時点から変更がなければ、本審査が通らないということはまずありません。だからこそ、銀行は事前審査をし、ハウスメーカーはそれを受けて売買契約を結んでいるのです。
つまり、売買契約が完了したタイミングから引っ越しに向けて動き出してよいと思ってください。
最後に
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