マイホーム購入後、こだわったつもりが失敗したと後悔していること
多くの人が、「下調べが不十分だった」と後悔している
今回は、一戸建て購入者を中心に、「家を買って失敗したなと感じていることはありますか?」という質問をしてみました。すると、いろいろな回答が集まりました。
特に、マイホーム購入に際し、「下調べが不十分だった」というケースや、「身近な人がアドバイスをしてくれたのに気にしなかった」というケースでは、大きな後悔につながっていることが多いようです。
そんな後悔しているケースから、特徴的だったものを紹介します。
間取りにこだわったつもりが大失敗だった
部屋の間取りに不満を抱いているのはAさんファミリーです。結婚当初、「子どもは一人でいい」と話していたそうで、1階には主寝室とそこに直結するかなり広めのウォークインクローゼット。さらに、お風呂やトイレを作り、2階にはダイニングキッチンとお子さんの部屋という家を建てました。ダイニングの横に子ども部屋を作ったのは、「年頃になっても目が届くように」との思いからでした。
建築士さんからは、「ウォークインクローゼットを普通の部屋としても使えるようにした方がよいのでは?」と提案を受けたそうですが、「洋服を集めるのが趣味なので」と作り付けの棚をたくさん作ったそうです。
10年たち、お子さんは男女お2人になり、子ども部屋は2つ必要に。建築士さんの言ったとおり、ウォークインクローゼットはリフォームし、独立した部屋に作り変えるしかなかったと言います。「建築士さんの意見を聞いていれば余計な工事をしなくて済んだのに」と後悔しているそうです。
家を選ぶのではなく、メーカーを選ぶべきと言われていたのに…
Eさんのお父様は建築関係の仕事に従事していらっしゃいました。その経験から、「マイホームを買うときは建物ではなく、建てる人を選べ」と言われていたそうです。ところが、自分たちが家を買うときにはそんなことを忘れ、見た目がよい家を選んでしまったそう。
ところが、住みはじめてみると引き戸が突っかかる、窓の開け閉めがしにくいなどさまざま不具合に悩まされます。さらに、備え付けの浄水器のフィルター交換を毎年指定業者に依頼しなければならないなど、アフターサービスにも疑問を感じることが多発。不信感が募っていきます。
あるときは、修繕の見積もりを取ったら、明らかに高額なものが出てきます。そこで、他の工務店に依頼することを伝えると、「うちでやらいなら、今後の補償に影響が出る」など、脅しともとれる発言があったそうです。
「建物の雰囲気がよくても、住んでみると不都合に感じることがたくさんある。それを考えて家を買うなら、メンテナンスもしっかり取り組んでくれるところから買うべき。父が言っていたのはこれだった」とずっと大きな後悔を抱えているそうです。
独身時代に買ったマンションは奥さん好みではなかった
Fさんは若いころから、「家賃を払っているのはもったいない」と考えていたそうで、独身時代にファミリータイプのマンションを購入しました。その後、彼女ができ、結婚をしたのですが、奥さまの育った家は一軒家。足音などに気を遣わずに過ごしたために、階下の人からクレームをつけられます。それ以降、かなり暮しにくさを感じています。
また、ファミリータイプの家ではあるものの部屋数が少なく、廊下がない振分けタイプ(部屋を通って他の部屋に行く構造)のため、何かと不便を感じるそう。
今では、「家に長くいるのは奥さんだから、要望を聞いて2人で選ぶべきだった」と悔やんでいるそうです。
最後に
後悔しない一戸建てを購入するためには、よいハウスメーカーや工務店を選ぶのが重要なポイントです。
気になるところがあれば資料請求をしたり、実際に足を運んで見学したりして、自分の目でしっかり確認することが大切。初めてのことばかりで分からないことが多いからこそ、親身になってくれるハウスメーカーを選ぶことが大切なのですね。
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