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女性のマイホーム購入はあり?独身女性がマイホームを持つメリットを解説


監修者:金澤 哲

女性のマイホーム購入はあり?独身女性がマイホームを持つメリットを解説
マイホームの購入と聞くと、購入するのは家族を持つお父さんというイメージが強いかもしれません。しかしながら、マイホームを購入するきっかけはさまざまであり、独身の女性でもマイホームを購入されている方もいます。 今回は、独身女性でマイホームを持つ人の特徴や購入するメリットなどを考えていきます。

独身女性でマイホームを持つ人の特徴

今では女性の社会進出も当たり前となり、仕事で大きく活躍する女性も増えてきました。それに伴い、社会全体の未婚率は上昇し、独身女性が増えているのも事実です。

内閣府の調査によると、40歳までに未婚である女性は2015年時点で23.9%であり、約4人に1人が未婚となっています。1985年時点では6.6%であったため、30年間で約4倍にも未婚率が上昇していることがわかります。

出典:内閣府「第1部 少子化対策の現状(第1章 3)」

独身女性の増加に伴い、女性でもシングルのうちにマイホームを購入する傾向が増えているといえます。ここでは、独身女性でマイホームを持つ人の主な特徴について3点紹介します。

キャリア志向の高い人

女性の社会進出が顕著な現代では、会社で役職に就く女性も増えてきています。男女共同参画局の調査によると、民間企業の部長・課長・係長における女性の割合は、直近30年間で約5倍に増加しています。


出典:男女共同参画局「階級別役職者に占める女性の割合の推移」


マイホームを購入する際に多くの方が直面するのが住宅ローンです。住宅ローンでは、対象者の職業や年収水準、これまでの信用履歴などを総合的に加味し、融資の判断が行われます。

したがって、キャリア志向が高く、年収水準の高い女性のほうがマイホームを購入しやすいといえるでしょう。

ペットを飼っている人

ペットを飼っている独身女性もマイホームの購入を決断しやすいといえます。ペットを飼っている場合、賃貸では住める物件が限られてしまいます。お気に入りの賃貸物件を見つけても、「ペット不可」という理由で諦めてしまった方も少なくないでしょう。

また、賃貸物件でペットを飼っている場合、床や壁が傷つくことで、退去時に多くの補修費用を支払わなければならない可能性もあります。

一方でマイホームであれば、自分の持ち家となるためペットを飼うことに制限はありません。また、賃貸物件のように退去時の費用などに悩む必要がなくなるため、マイホーム購入の決断に至りやすいのです。

毎月の家賃の支払いを無駄に感じている人

こちらは女性に限った話ではありませんが、毎月の家賃の支払いを無駄に感じている人もマイホーム購入をしやすい傾向にあります。

賃貸暮らしの場合は家賃、持ち家の場合は住宅ローン返済として、毎月一定額の住居に関する出費が発生します。

どちらも同程度の出費であれば、自分の資産になっている持ち家に対してお金を払うほうが有意義だと考える方も多いです。

独身女性で1人暮らしの場合は、オートロック付きの部屋やきれいな部屋に住むケースも多いため、賃貸物件でもそれなりの家賃になるでしょう。そして毎月の家賃の支払いが長期間続くと、結果的に数千万円単位の出費となることもあるため、マイホームを購入したほうが賢明だと判断するのです。

独身女性がマイホームを持つ4つのメリット

ここでは、独身女性がマイホームを持つ主なメリットを4つ解説していきます。

1.シングルであれば手軽に持ち家を取得できる

シングルの状態であれば、そこまで大金を払わなくてもマイホームを購入可能です。1人で住む場合は、たとえば1LDKや2DKといった比較的コンパクトなサイズの住宅も選択肢となるためです。

生活に必要なだけのサイズ感とすることで、「マイホーム欲しいけど高すぎて買えない・・・」という悩みを解消できる点が、独身女性がマイホームを買うメリットの1つです。

2.通勤しやすい場所を選ぶことができる

独身女性がマイホームを持つ場合は、自分だけの都合で立地を選べる点もメリットです。夫や子どもがいる場合、夫の通勤や子どもの学校などさまざまな要素を考える必要があり、結果的に妻である自分が譲歩しなければならない場面もあるでしょう。

しかし、シングルであればこのような複雑さはありません。自分の職場への通勤のしやすさ、趣味の活動のしやすさといった条件を優先して、マイホームの場所を検討できます。

その結果、「マイホームを買って良かった」と感じられる場面も多くなるでしょう。

3.隣の部屋や上下の部屋に気を使わなくて良い

マイホームを購入すれば、賃貸物件のときに感じていたような隣の部屋や上下の部屋への生活音の心配もなくなります。

賃貸マンションの場合、たとえば「この時間に掃除機をかけても大丈夫かな」「洗濯機を回しても大丈夫かな」などの心配を感じていた方も少なくないでしょう。仕事で帰宅が遅くなる場合は、なおさら感じることかと思います。

反対に、隣の部屋の物音や上の部屋の足音に悩まされ、ぐっすり眠れないといった悩みを抱えている方もいるかもしれません。

しかし、一戸建てなどのマイホームに住めば、上記のような心労は大幅に解消します。騒音トラブルの心配をしなくて済むことで、快適な日々を送れるようになるでしょう。

4.気兼ねなくペットを飼うことができる

マイホームを購入することで、愛犬や愛猫などのペットを気兼ねなく飼うことができます。自分のお気に入りのデザインやレイアウトの部屋で、ペットと一緒に生活できるのは大きな魅力です。

賃貸でもおしゃれな物件やきれいな物件はありますが、「ペット不可」となっていることが多いですよね。また、賃貸では他者が所有する物件を借りていることになるため、どうしてもペットのひっかき傷などが気になってしまうでしょう。

マイホームであれば、他人の物件を傷つける心配もなく、自分好みの部屋で大好きなペットと一緒に住むことができます。

独身女性がマイホームを持つ3つのデメリット

独身女性のマイホーム購入でも多くのメリットがあることがわかりました。一方で、デメリットとしてはどのような面があるのでしょうか。独身女性がマイホームを持つデメリットについて、以下で3点解説します。

1.結婚や出産など、ライフイベントによる環境変化が考えられる

女性がシングルのうちにマイホームを買う場合、「私は一生独身を貫く!」と決意して購入を決断するケースも多いでしょう。

ですが、将来は何があるかわかりません。価値観の合う人との出会いによって、たとえば3年後に結婚をして、5年後に出産している可能性もゼロではありません。

もし結婚や出産後もシングル時代に買ったマイホームに住み続ける場合、部屋の数や広さが足りないと感じる可能性がある点がデメリットの1つです。

上記への対応策としては、主に以下の3点が考えられます。

・マイホームを購入する際に、余裕を持った部屋の広さや数の構成にしておく
・家族が増えた後は、物の数を減らすなどして部屋のスペースを工夫する
・増築や住み替えを検討する

ライフイベントによる環境変化を迎えた場合は、ご自身のライフスタイルに応じて適切な判断をしていくようにしましょう。

2.持ち家の手入れに時間がかかる

マイホームを持つ場合、たとえば戸建てであれば2階建て・庭付きといった広々とした物件に住むケースもあるでしょう。広い家に住むことで、物の置き場所や収納などに困ることがなくなる点は快適です。

一方で、部屋の掃除や庭の手入れにある程度時間がかかる点はデメリットといえます。賃貸物件では短時間で済んでいた掃除も、マイホームになることでより多くの時間を割くことになるでしょう。

ただし、掃除や庭の手入れが好き・趣味という方であれば問題ありません。また、これまで掃除や庭の手入れにあまり興味がなかった方でも、持ち家を取得することで興味がわくケースも考えられます。

3.ペットを飼う場合は、マイホームの汚れが気になる可能性がある

ペットを快適に飼いたいからマイホームの購入を決断するという方もいるでしょう。ここで気になるのがマイホームの汚れです。

賃貸物件のように他人の所有する物件を傷つける心配こそなくなるものの、マイホームの場合は自分の資産である部屋に傷がつく心配が生じます。

マイホームでペットを飼う場合は、保護シールやゲージなどを活用し、なるべく壁や床に傷がつかないようにする工夫が必要です。

独身女性がマイホーム購入にあたり考慮すべきポイント

ここでは、独身女性がマイホームを購入する際のポイントを解説します。

キッチンやリビングが快適なつくりになっているかを確認する

マイホーム購入後は、家族や友人を家に招く機会もあるでしょう。そのため、家族や友人を招いた際に使用するリビングが快適なつくりになっているかを確認することがポイントの1つとなります。

リビングが快適でおしゃれであれば、マイホームが全体的に明るくなり、家族や友人を招いた際にも気持ちよく過ごすことができます。

また、個人によって頻度の差はありますが、女性の場合は自宅で料理をする機会も多いでしょう。よって、リビングに加えてキッチンが快適なつくりになっているか?も確認したほうが良いポイントです。

ライフステージの変化を備えて売却や貸し出しも考えておく

マイホーム購入時は独身のまま生活する想定であっても、将来は結婚や出産をする可能性もゼロではありません。ライフステージが変化した場合、状況によっては持ち家の売却や貸し出しを行う可能性もあります。

したがって、できればマイホーム購入時点から売却や貸し出しの可能性も見据えて、資産価値を意識しながら持ち家を取得することが望ましいでしょう。

独身女性でもマイホーム購入のメリットは多い

マイホーム購入というと「家族を持つお父さん」のイメージも強いですが、独身女性でもマイホームを購入される方はいます。女性の社会進出や仕事での活躍が当たり前となった現代では、その傾向は今後さらに顕著に表れてくるでしょう。

独身女性のマイホーム購入は、大金を用意しなくても手軽に買える、自分の仕事や趣味を優先できる、ペットを気兼ねなく飼えるといった多くのメリットがあります。

一方で、生涯独身を貫く想定でも将来結婚や出産をする可能性もあるため、環境変化に伴って持ち家の増築や住み替えが生じる不確定要素は存在します。

そのため、独身女性がマイホームを購入する際は、持ち家の売却や貸し出しもあらかじめ視野に入れた計画を立てておくとよいでしょう。また、リビングやキッチンの快適さにこだわることも、毎日の生活に彩りを与えるうえで大切なポイントです。

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