社宅・借り上げ寮から一戸建て購入へ。建売住宅で得た幸せのカタチ ~Aさんの場合~

公開日:2022/05/20最終更新日:2024年3月14日
ひょんなことで出会った方が、社宅完備と言う恵まれた環境にいながら、一戸建てを購入したとのことで、興味津々でお話をうかがってきました。
その内容が幸せ感いっぱいで、とても素敵だったので紹介したいと思います。
今回、お話してくださったのはお2人の方です。仮にAさんとBさんとさせていただきます。Aさんは社宅にお住まいで、Bさんは「借り上げ社宅」と言われるところに住まわれていましたが、ともに建売住宅を購入しています。
今回はAさんが購入に至った経緯やなぜ建売住宅を購入したのかを書かせていただきます。

Aさん家族の社宅事情

まずは、Aさんの背景から説明していきます。

Aさんは現在35歳のサラリーマンです。29歳で結婚し、今は2歳と4歳の男のお子さんがいます。以前の住まいは社宅。家賃負担は月1万円程で、2LDKの広さに住んでいたそうです。かなり恵まれた環境ですね。

「社宅は全部で100戸以上ありました。給料は決して高いとは言えませんが、家賃負担がとにかく激安だったので、経済面をトータルで考えるとよいところに就職したと感じています。同じ会社に勤めていて、社員同士は当然ながら上下関係がありますが、奥さん同士には全く関係なく、皆、仲がよかったです」(Aさん)

社宅を出て一戸建てを購入した3つの理由

社宅という充実した住環境にありながら、一戸建てを購入した彼ら。その理由はどれも納得できるものでした。ひとつずつ紹介していきます。

理由1:社宅には一生住めるわけではない

「一生住み続けられない」という理由は、お2人ともがおっしゃっていました。当然なのですが、その重要性をあまり感じていない同僚も多いそうです。

「定年しても雨風を繋ぐところは必要。でも社宅は、定年までしか住むことができません。私が60歳、あるいは65歳になり、そのタイミングで新しく家を買うことも、別の家を借りることもイメージができませんでした。『いずれ家を買うなら、早く買ってしまおう』と思い、マイホーム購入に踏み切りました」(Aさん)

Aさんの会社では、入社する時点で実家暮らしや、既に家を持っている人を除き、ほとんどが社宅に入るそうです。社宅は大きく分けて2種類あり、いわゆる独身寮のようなワンルームと、ファミリーが住む2 LDKのもの。

定年まで住む方もいるそうですが、既婚者の多くは30~40代でマイホームを購入し、社宅を出るそうで、「皆、同じように考えるのではないか」とおっしゃっていました。

理由2: どうせ家を買うなら、早い方がいい

「どうせなら早い方がよい」というのはみなさんお考えのようですね。

これはAさんの会社の多くの人が、若くして家を購入し、社宅を出るのに通ずるのかもしれません。

「社員寮の部屋は余るほどあります。そのため、『新しい社員が入るために家を開けなくちゃいけない』と考えたことはありません。それでもみんなが定年の前に出て行くのは、新しい家で自分たちの思い出を作りたいというのがあるのかもしれません。

以前、先輩が、『うちの社宅が異常に安いのは、自分の家を持つ資金を貯めるための配慮だ』と話していました。実際、賃貸住宅に住んだと仮定して差額分を貯めると、かなりの勢いで貯金ができます。

いろいろな考え方があると思いますが、私は『早く家を買ってよかった』と後輩に言っています」(Aさん)

理由3: 集合住宅よりも一戸建てに住みたかった

これも Aさん B さんに共通していたことですが、ともに一戸建てを購入しています。建売住宅を選んだのも共通点です。

「家を買うなら一戸建てと考えていたので、マンションを購入しようという気は全くありませんでした。夫婦共に一戸建てで育ちましたが、社員寮は団地のような造り。やはり周りの家の生活音などが気になったり、また迷惑をかけないようにと洗濯機を回す時間を気にしたり、子ども達が飛び跳ねて遊ばないようにさせる生活に疲れていたのかもしれません。

また、うちの奥さんはベランダにたくさんのプランターを置いて、バジルやキュウリを育てていました。『花を野鳥が食べてしまった』などとたわいもない話をするのが好きで、家を買ったらガーデニングをするスペースを作ってあげたいなと考えていました。

奥さんは、『縄跳びをする場所が欲しかった』と謎なことを言っていました。ダイエットのための縄跳びらしいのですが、さすがに社宅の公園でやる勇気はなく、自宅の庭なら子どもと一緒にできるのではないかと考えたようです。庭で親子一緒に縄跳びをする姿は、なんともほほえましいですよ」(Aさん)

なんとも幸せなほっこりエピソード。ちなみに Aさんが注文住宅ではなく建売住宅にしたのは、「仕事が忙しく色々とプランを立てる気はなかったし、自分達の条件はそれほど細かくなく、一定の条件を譲る気はないけれど、それ以上のものも求めない」と考えてたからだそう。

そしてAさんが出した条件は、「ガーデニングと縄跳びができる庭。後は嫁に任せる」だったそうです。これもステキなエピソードです。

それぞれの暮らしに、それぞれの幸せ

住む場所は、そこで暮らす人々の幸せに通じるということを再確認できたお2人の話でした。彼らの場合、経済的な面だけを見れば社宅に住み続ける方がよかったのかもしれません。

しかし、長い目で見て、その先に広がっていく幸せを考え、家を買おうと思ったのは素晴らしいことです。実際に暮らしてみて、そのよさを実感できているとのことで、家がただ雨風をしのぐだけのものではなく、幸せづくりの根底にあるのだなと感じました。

皆さんも経済的な面もさることながら、別の角度からもマイホームについて考えてみると新しい見え方が出てくるのかもしれません。

シアーズエステートは、グループ全体で引渡しを終えた住宅が6000戸以上(注文住宅約5600戸、建売住宅約400戸)。注文住宅のクオリティを建売住宅で実現し、多くのお客さまの支持をいただいています。しかも売主でもあるので仲介手数料などはかかりませんし、ローンのサポートなども万全です。

新築一戸建てをお探しなら、シアーズエステートをぜひご活用ください。

購入検討段階
(買うべきか、持ち家か賃貸か)に
ついての関連記事のご紹介

キッズスペーズ完備 キッズスペーズ完備
  • シアーズエステート

    〒816-0902福岡県大野城市乙金3丁目24番1号 イオン乙金店南街区内

092-504-1200
受付時間:9:00〜18:00 定休日:水曜日除く