一戸建てを購入して得られる幸せ。4家族の実例

一戸建てを購入することで、どのような幸せが得られるのでしょうか? ぼんやりと幸せになれそうだなと感じている方は多いと思いますが、具体的に説明してほしいと言われるとうまく表現できない方もいらっしゃるかもしれません。また、そのために、家族を説得できないという方もいらっしゃるかも。 そこで今回は、家を購入したことで家族にどんな変化があったのか?
また、購入前は気がつかなかった幸せを感じるポイントについて、建売住宅を購入した方のリアルなお声をお届けします。
目 次
4つのファミリーの4つの幸せのカタチ
家を購入するときに重要なのは、予算だったり間取りだったりが中心ですが、その背景にはもっと深い、「思い」があるものです。会話の中で、それをチラッとおうかがいすることはあっても、突っ込んで聞くことはほとんどありません。今回はそこをあえてうかがい、実際に住んだ後、どうだったのかについても聞いてみました。結果としては、新たな発見もあり、聞いているこちらも、ほっこりした気分になりました。
家は大きな買い物です。なかなか踏み切れないと言う方もいらっしゃるかと思いますが、「家を購入することで、こんな幸せが待っているんだ」と知っていただけると幸いです。
家を見ていくほどに変化していった奥さまのイメージ
Aさんご夫婦のご主人は「一戸建てに住みたい」という思いを強く持っていらっしゃいました。一方で奥さまは、「そんなに一戸建てがいいならば譲ってもいいけれど、私は一生マンション暮らしを希望している」と言い切っていました。つまり奥さまは、一戸建てを購入することに、あまり乗り気ではなかったのです。それでも旦那さまの意思は固く、「とにかく、一戸建てを見に行こう!」と奥さまを誘います。そして家を見ていくうちに、「新築の家ってこんなにステキなんだ」と奥さまが言い出します。
話を聞いてみると、奥さまの実家は古い平屋の一戸建て。各部屋は大きく、古い木造のため隙間風が吹き、冬は寒くてしかたがなかったそう。窓は大きいのに部屋は暗く、設備は古い。リフォームをしようと何度も主張したものの、「費用がかかりすぎるから」と言われたそうで、一戸建て自体によい印象がなかったそうです。
しかし実際に一戸建てを見ていくと、設備は最新。当時住まわれていた賃貸マンション以上によく、隙間風も吹かない。日当たりもよく、部屋に入る日光まで計算された窓のおかげで明るい室内にほれぼれし、「マンションの方が快適に暮らせると信じて疑わなかったけど、一軒家の方がいい」と変わっていたそうです。
結局、家を決める決定打となったのは、キッチンから見渡せるリビングと、その先の庭の景色。契約時には、「お庭で野菜を育てて、それをバーベキューで食べたい」と楽しそうに話していました。
そして数年後、広い庭でいくつかの野菜を育て、ついに「レモンの木を植えてしまいました」との報告が。庭の管理を率先してやっているのは奥さまで、「庭のある暮らしが幸せ」とおっしゃっているそうです。
ひとつの家に住んでいるからこそ子どもの成長を実感できる
次に紹介する方は、最初のお子さまが4歳のときに建売住宅を購入され、その後、お2人のお子さんが生まれたご一家です。ご夫婦は、「できるだけ早く家を買おう」と結婚当初から決めていたのですが、ご主人が会社から、「30歳までは転勤が多い」と言われ、時期を待っていたそうです。実際におひとり目のお子さんを産んだときは東京勤務で、習慣の違いに戸惑うことが多かったそうです。
そして30歳を迎え、ご実家のある九州に戻って来ることができ、一戸建て購入することになりました。
ほどなくして家は決まり、スムーズに引越しをされたのですが、その後大きな変化があったと言います。それはお子様さまの成長を実感できるということ。
「子供の成長はあっと言う間で、今日できないことが、明日にはできたりするんです。だからこそ、その基本となるスペースが自分の家であることがすごく大切だと気づきました。引越してきたときは手が届かなかった水道の蛇口を自分で開け閉めできたときの子どもの満足げな笑顔とか、玄関を入るときに両手をついて上がっていたのに今はすんなり上がれるようになった姿とか。それを実感し、いつでも覚えていられるのは、ずっと変わらないところに暮らしているから何だと気づきました。
ありがちかもしれませんが、柱に身長を書いているんですよ。何歳まで付き合ってくれるか分かりませんが、これって単なる子どもの記録ではなく、親の思い出の記録なんだと思います。こんなに小さな時から、ずっと育てあげてきたんだっていう記録。できれば一人目の子が赤ちゃんのときから、自分の家に住んでいたかったなぁと思っています」
そう話していると、一番の下のお子さんが、「お姉ちゃんが4歳の時より、私の方が大きいんだよ!」と柱を自慢げに見せてくれました。家のあちこちに思い出を作っている家。心があったかくなりました。
老後の不安から解放してくれた家
これから先の人生が、どのようになるかは誰もわかりません。でも、できるだけの備えはしておきたいと考えている方も多いのではないでしょうか。Cさんご夫妻は、四十代半ばで建売住宅を購入されたのですが、その理由は「老後も一生暮らせる家を持ちたかった」というものでした。
お話をうかがったところ、Cさんのご実家はずっと賃貸住宅で暮らしてきたとのこと。ご夫婦仲がよかったものの、ご父さまが先立ち、お母さまがお一人暮らしをすることになったそうです。運悪く、当時住まわれていた賃貸住宅が取り壊しになり、新しい家を探すのに非常に苦労されたとのことでした。
「どんなに仲がよい夫婦でも、必ずどちらかが先立ち、どちらかが一人暮らしをすることになります。だからこそ、思い出と一緒に、ずっと暮らせる家を残すことが大切だと思ったんです」
購入当時、高校生のお子さんがお2人いらっしゃり、今では独立。ご夫婦2人で暮らしています。
「週末には、庭に面したソファーに並んで座って、コーヒーを飲むの時間が一番の幸せです。これから先の人生なんて誰にもわからないけれど、とりあえず住むところは確保できて、雨風は防げる安心感ってとても大きいんですよね。子ども達はすでに独立して家を出ているので、この家に住むことはないと思うけれど、いつか彼らも家族を作ったとき、遊びに来れる家があるって言うのもいいなと思っています」
そう話していただいた奥様の笑顔がとても落ち着いていらっしゃいました。「これから先の人生なんて誰にもわからない」とおっしゃいましたが、幸せな未来が待っていそうだなと感じました。
もめそうな義実家と円満な関係が作れた
Dさんファミリーが建売住宅を購入したのは、ご主人の実家と同居する気はないという意思表示のためでした。ただし、ご主人の実家と奥さまがもめていたわけではありません。「いつかは同居して当然という雰囲気をあらゆるタイミングでかもしだすようになったんです。けれど、私は気が強い自覚があり、義母も同じく気が強い。距離が近すぎるといつか衝突すると思っていました。それは主人も感じていて、同居する可能性がないことを示すには家を購入することだってなったんです」
とは言え、Dさん一家が購入した家は、ご主人のご実家から2キロ程の距離。同居をする気はないけれど、心地よい距離感で親交を深めていきたいという奥さまの優しさが、この距離に現れています。
ちなみに、この時まで住んでいた賃貸は10キロ以上離れた場所。ご実家としては同居しない意思表示であることを感じて落胆したものの、距離が近いところに住んでくれたという嬉しさもあり、資金的な援助もしてくれたそうです。
その後、物理的な距離が近くなったことで実家との交流は深くなったとか。
「言いたいことは何でも言うけれど、後には引かない女2人。今では同居しなくてよかったねと笑顔で言っています。その一方で、どんなに遅い時間になっても帰れるという前提があるので、気軽な気持ちで遊びに行くようになり、心の距離もすごく縮まりました。こんなことならもっと早くに引越していればよかったねとも話しています」
今では、「野菜を買いすぎた」とか、「鍋を囲もう」などと、週に一度は顔を出しているとのこと。双方が心地よい距離感を保てているのは理想的だと思いました。
家を買う理由はそれぞれ。幸せもそれぞれでいい
今回お話をうかがった4家族はどこも幸せそうで、お話を伺いながら、こちらも幸せな気分になるほどでした。子どもの成長を実感していたり、老後のことを考えたり。そうしながら幸せな時間を一歩一歩刻んでいるのが家であり、家があるから積み重ねていけるのだなと感じました。家を買うタイミングはいろいろ。一概には言えませんが、早ければそれだけ長く、人生の大切なタイミングを刻んでいけるのかもしれません。
もし、いつか家を購入したいと考えているのであれば、まずは家の見学だけでもしてみてはいかがでしょうか。いつかのタイミングが早まるかもしれませんし、時期は変わらなくてもこんな家に住みたいとか、家を購入するためにはどういうことをすべきかという具体的なことが分かるかもしれません。
そして、それは新たな幸せへの第一歩。
何をするにもゼロからイチが大切などと言いますが、その貴重な一歩をサポートさせていただけることが、私たちにとっても幸せです。
シアーズエステートは、グループ全体で引渡しを終えた住宅が6000戸以上(注文住宅約5600戸、建売住宅約400戸)。注文住宅のクオリティを建売住宅で実現し、多くのお客さまの支持をいただいています。しかも売主でもあるので仲介手数料などはかかりませんし、ローンのサポートなども万全です。
福岡・佐賀エリアで新築一戸建てをお探しなら、シアーズエステートをぜひご活用ください。
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