住宅メーカーが発行するパンフレットを賢く使って後悔のない家選びをする方法 | 福岡のハウスメーカー

お電話でのお問合せ092-504-1200

(受付時間 09:00~18:00 水曜日・休業日除く)

  • 来場予約
  • 資料請求
  • ログイン

住宅メーカーが発行するパンフレットを賢く使って後悔のない家選びをする方法


監修者:金澤 哲

住宅メーカーが発行するパンフレットを賢く使って後悔のない家選びをする方法
家の購入は一生に一度という方がほとんど。
そのため、失敗したくないと思いつつ、どこをチェックすればよいのか分からないと言う方が多いのが現実です。
そこで、モデルルームを見学したときなどにもらうパンフレットやカタログを活用して、賢い家選びにいかす方法をご紹介します。

パンフレットには情報誌にない内容があふれている

ハウスメーカーや工務店などが配布するパンフレットは無料です。中には、
「無料で役立つ情報は得られない」
「パンフレットは家を売るためのものだから、偏った情報しかない」
と考えている方もいらっしゃるでしょう。

確かに、1社分しか見なければそういった面があるかもしれません。ですが、いくつかのメーカーを比較することで変わってくるはずです。

また、情報誌などは有料・無料を問わず、広告を集めることで成り立っています。そのため、多くの広告主にとって都合が良いような記事を作成する傾向があります。

しかし、パンフレットは広告主の方を意識する必要はありません。そのため、一味違った情報が得られるのです。

インターネットでは伝わりにくい情報がある

タログやパンフレットと聞くと、
「インターネットで情報収集できるから、わざわざパンフレットを取り寄せる必要はない」と考える人もいらっしゃいます。

それも、ある意味で正しいのですが、少し見方を変えると違ってくるかもしれません。

インターネットはもちろん便利ですし、さまざまな情報を得られますが、不得意な部分もあります。

たとえば、このページをご覧ください。

暮らしやすい間取り

クルミエ パンフレットより



このページは、クルミエのパンフレットの内部です。間取り図をいくつも比較できるようになっています。

同じ情報をインターネットサイトでチェックする場合はどうでしょうか?
もちろん掲載はできます。ですが、ページがいくつかに分かれたり、同一ページ内に載せてあってもまとめてみることができないので、比較はしにくくなります。

これが他社との比較となると、ますます難しくなりますよね。その点、パンフレットであれば、テーブルの上に広げて一度に見られます。

つまり、たくさんの情報をまとめて見られるのは、印刷物ならではのメリット。やはりパンフレットにはパンフレットのよさがあるわけです。インターネットで情報を得るだけでなく、ぜひパンフレットも見ていただければと思います。

パンフレットならではの4つの活用法

では、パンフレットをどのように活用すればよいのでしょうか?
ここでは、4つ紹介します。

家を購入するイメージが具体的になる

家を購入したいと思っても、自分が住みたい家のイメージや購入できる家のクラスがどのようなものかが分かりません。漠然としたイメージのままでは、条件の優先付けができず、困ってしまいますよね。

そこで、パンフレットに載っているたくさんの写真や家の見取り図、説明を使って、自分のイメージを具体化することに役立てます。

パンフレットには実に多くの写真やイラストが掲載されています。しかも、ただ画像が並んでいるだけでなく、イメージしやすいような説明文が添えられています。それを見ていけば、各部屋を誰がどのように使えばよいのかや、家具を置いたイメージがしやすくなるわけです。

また、それまで想像ができなかった部屋のイメージを発見することもあるでしょう。浴室のバスタブや壁面の配色、洗面台の形、トイレの機能、キッチンのかたちなど、パンフレットから得る新しい情報はたくさんあると思います。

参考となるものを見てイメージを膨らませれば、より現実的なイメージに近づけることができます。まずは楽しみながら、パンフレットを見てください。

会社によってこだわりが全く違うことが理解できる

いくつかのパンフレットを集めたら、内容をじっくり見比べてください。パンフレットの作りが違うのは当然ですが、それ以外にも違いがあるはずです。

たとえばメーカーによっては、とにかく売ろうとしているものがあれば、まずはこだわりを伝えようとしているところもあります。これは営業担当者のスタンスの違いにも通じるものです。

また、こだわりポイントも違います。とにかくロープライスの家を作って、安さに魅力を見出そうとしているところもあるでしょう。しかし、他のメーカーのパンフレットと比較すると、各パーツに費用をかけておらず、安っぽい造りになっているかもしれません。

逆に、価格が高い家では、内外装に手を抜かず、しっかりとした腕を持った職人が丁寧に作り込んでいるところもあります。

また、耐震性をウリにしているメーカーでは、「この価格で耐震性が優れている!」というキャッチコピーを作成するかもしれません。しかし、他のメーカーと比較すると、よく採用されている耐震性能しかない可能性もあります。

このように、キャッチコピーに惑わされないのも、パンフレットを比較するメリットです。

また、一戸建てと言っても、いくつかの工法や構造の違いがあります。パンフレットには採用した工法やその特性が書かれていることがあるので、読んでみるとおもしろいと思います。

もちろん予算があるので、気に入った条件を挙げるだけでは家を購入できなくなりますが、将来的なことを考えれば、見えない部分こそ大切。少しでも安い価格に抑えたいなら、住む地域を変えたり、敷地面積を小さくしたりすることで理想の家を購入できるかもしれません。

ミスマッチで後悔しないためにも、パンフレットを見ながら知識をつけてくださいね。

設備の具体的な特徴が分かる

各メーカーのパンフレットには、メーカー独自の商品の説明のほかに、さまざまなパーツや機器類の説明が掲載されています。たとえば、エコキュートなどはどのメーカーでも同じ設備をつけることができます。

しかし、積極的に採用しているメーカーはパンフレットにメリットを書いているケースがあります。これを見ることで、気になっていたシステムが自分にとって本当に必要なものなのか、最優先事項にしなくてもよいのかがわかります。

逆に、興味がなかったことでも、絶対にほしいと思うこともでてきます。興味がないからと言って読み飛ばしたりせず、軽くでも目を通すことをおすすめします。

ローン情報とサポート体制を知れる

家を買うとき、住宅ローンを組むのが一般的です。住宅ローンの情報も自分で調べられますが、金利が何倍も違ったり、条件が違ったりと個人での情報収集には疑問がつきものです。

このようなとき、住宅ローンについても基本的な相談を聞いてくれるメーカーもあります。住宅ローンの考え方や金利の状況など、さまざまな情報を掲載したパンフレットを発行しているケースもあるので、それを見て、サポート体制を知ることもできます。

賢いカタログの集め方

カタログをもらうタイミングはいろいろあります。ただ、多く集めすぎると何がよいのか分からなくなってしまうこともあります。ここでは、賢くパンフレットを集める方法をご紹介します。

見学会やモデルルームに行って直接もらう

見学会やモデルルームに行ったり、メーカーに訪ねて行けばパンフレットをもらえます。担当者に要望も伝えられますし、疑問点の説明を聞くこともできるので、役立つ情報が得られます。ただし、時間がかかってしまうのが難点です。

電話で請求する

気になる新築の家においてあるチラシや折込広告を見たら、電話をしてパンフレットを送ってもらうことができます。

多くのメーカーが複数の切り口からパンフレットを作っています。電話では、ある程度の要望を伝えられるので、自分にぴったりのパンフレットを送ってもらうことができます。

インターネットで請求する

今は多くの会社がインターネットを重要視しています。そしてホームページ内に問い合わせフォームやカタログの申請フォームがあるでしょう。そこに必要事項を書き込むことで、パンフレットが送られてきます。

一括請求は有効?

インターネットや雑誌に添付されているハガキで、資料を一括請求できることがあります。地域によっては、驚くほどたくさんのメーカーから送られてくるのですが、一括請求をするのは賢い方法でしょうか?

答えとしては、一長一短かと思います。たくさんの資料を見たい方やその後に連絡が来る営業担当者をかわせる人にとってはよい方法かもしれません。ただし、そうでない人にとっては見るパンフレットが多くてうんざりと言うケースもあります。

また、一括請求で送られてくるパンフレットは、当たりさわりがないものが多く、細かな説明が記載されていないこともあります。人によっては多少手間がかかっても、個別に連絡してパンフレットを集める方がよいかもしれません。

パンフレット請求をしたら営業電話がかかってくる?

パンフレットを請求するときに住所や名前、電話番号などを伝えます。それにより顧客リストに名前が入れられ、営業の電話がしつこくかかってくるのでは?と心配する方も多いかと思います。

実際に、電話がかかってくることはありますが、一昔前ほど強気な電話がかかってくるというイメージではなくなっています。なぜなら、しつこい営業の電話は会社のイメージをダウンさせるからです。

また、営業担当者の話し方により、その会社の姿勢を垣間見ることができます。それを判断するために電話を受けていると考えれば、精神的に楽になるかもしれません。

営業電話を断るときはきっぱりと

日本人は明確に断るのが苦手だと言われます。

「今は忙しい」とか、「そのうち検討します」「家族に相談しないとわからない」というやんわりとした表現をすると、「タイミングさえあえば、見込みはあるのでは?」と思われます。

そうならないように、メール等で問い合わせをする際に、備考欄に「電話での連絡はお控えください」など入力することで、営業電話はかかってきにくくなるかもしれません。

一生で一度の買い物だから、じっくり選ぶ

家を購入するのは人生一度のこと。たくさんの情報を集めて比較検討し、自分にあった家を探してください。そのためにパンフレットが役立つはずです。

もちろん、私どもシアーズエステートもパンフレットをお渡ししています。

シアーズエステートは、グループ全体で引渡しを終えた住宅が6000戸以上(注文住宅約5600戸、建売住宅約400戸)。注文住宅のクオリティを建売住宅で実現し、多くのお客さまの支持をいただいています。しかも売主でもあるので仲介手数料などはかかりませんし、ローンのサポートなども万全です。

新築一戸建てをお探しなら、シアーズエステートをぜひご活用ください。

購入検討段階(買うべきか、持ち家か賃貸か)についての関連記事のご紹介