部屋の間取りを変えることを想定した建売一戸建てと関連するこだわり
簡単に壊してはいけない壁と柱
ネットなどでDIYと検索すると、「自力で間取りが変えられる!」などと紹介しているものもあります。もちろんできなくはないのですが、建物には構造上、壊してはいけない柱や壁があります。専門知識がない状態で作業するのは危険で、一歩間違えれば家の倒壊につながることも・・・。
照明も問題になりがち
広い部屋を仕切って部屋数を増やしたい場合、照明がうまくいかないケースもあります。部屋を区切るのであれば、それぞれ独立した照明が必要となりますが、ついている場所によっては、適度な明るさにならないこともあります。だからといって、照明を増設したり、付け替えたりするのは大変です。
例えば前述の18帖の横に3帖の部屋がある場合、独立した用途がある可能性を最初から想定しているので、照明も適切に設置されています。また照明が分かれていることで、日頃からの、省エネにも役立ちます。
やはり最初から、柔軟性をもった設計をしていることは重要です。
住む人に寄り添った設計が大切
このような規格の家は、お客さまに寄り添って、使い勝手を考えれば当然でてくる発想かと思います。もちろん、スペースの問題もあり、どの家にも設置できるわけではありませんが…。
一般論ではありますが、建売住宅の最大の特徴は「安さ」になります。しかし、それを極めようとすると、どうしても快適さが失われます。
建売で安さと快適さをどこまで両立させるかは、ハウスメーカーのこだわりなのかもしれません。このこだわりは、家の細部にもでてきます。
宅配ボックスは必須のアイテム
例えば、宅配ボックスを設置するかしないか。
少しでも家の価格を抑えようとすると、宅配ボックスがあるポストは作らない方がよいとなります。普通のポストの方が安価ですから。
でも今は、共働きの家が増えたり、お子さんがお留守番していても、「知らない人が来ても玄関ドアは開けてはいけない」と教えていたり。そうなると、荷物をなかなか受け取れなくなってしまいます。
そのため、わざわざ自分でボックスを購入して設置される家も多くなっています。それによりお洒落な玄関周りが台無しになることもありますよね。それなら、最初から宅配ボックスつきのポストを設置するべきだと思います。
断熱にこだわるなら玄関や窓にも配慮が必要
また、「断熱素材が・・・」とアピールする家にいっても、玄関ドアが金属製で、ひんやりすることがあります。断熱は壁面に施工される断熱材だけでなく、家全体で考えなければなりません。玄関や窓は室温が逃げやすく、本当にこだわるなら当然配慮が必要です。
でも、実際には安価なドアや窓を使っていて、がっかりすることもあります。
外壁で、色や質感以上に重要なポイントとは?
他にもあります。外壁は、色や素材感をチェックされる方が多くいらっしゃいます。もちろんこれも重要なのですが、長く住む中でもっとも重要なのは汚れにくいこと。
しかし、汚れにくい壁は高価になりますし、販売する時点では分かりにくい点でもあるため、あまり配慮がない建売住宅が結構あります。
長く住むから信頼できるハウスメーカーが建てた家を選ぶ
家は長く住むものであり、買ってよかったかどうかの真価がわかるのは、10年後、20年後、もしかすると50年後なのかもしれません。そのときになって、「メンテンナンス費用がかかった」とか、「使い勝手が悪かった」と思わせないこだわりがハウスメーカーには必要なのかもしれません。
価格が手頃であることは重要ですが、その中で実現できることをどこまでやれているかというバランス感覚が建売の価値を左右します。
細かな部分は分かりにくいかもしれませんが、営業マンに聞けば教えてくれるはず。気になる点を聞いて、話をそらすようなら、「何か怪しいぞ?」と感じるべきかもしれませんね。
家そのものが気に入ることはもちろん重要ですが、長く住むことを考えれば、信用できるメーカーから家を購入することも大切。メンテナンスの対応なども差がでますので、信頼できるハウスメーカーや工務店が建てた家を購入するようにしてください。
最後に
シアーズエステートは、注文住宅のクオリティを建売住宅で実現し、多くのお客さまの支持をいただいています。
新築一戸建てをお探しなら、シアーズエステートをぜひご活用ください。