家族の成長と共に間取りを変えられる家とは?
家族構成は変わらなくても間取りを変えたいことがある
家族のスタイルが変わると書きましたが、そこに変化がなくても、間取りのニーズが変わることがあります。例えば、働き方。
最近の例で言えば、コロナ禍でテレワークが広がり、これからも在宅勤務を増やそうという会社が増加してきました。都心部では、大きなオフィスビルを解除する企業が増えているようです。
こうなると、自宅に仕事をする部屋が必要となります。いわゆる書斎ですね。しかし、最近の家は仕事部屋を想定してこなかったために、苦労した人も多かったようです。
コロナ禍、やむなく屋外で仕事をした人もいる
筆者の家の裏にはマンションがありますが、毎朝9時になると、会議をしているのであろう声が聞こえてくるようになりました。また時には、クレーム対応をしている声も。なぜわが家にまで声が聞こえてくるのか不思議に思っていたら、その家ではお父さまがベランダにキャンプ用のテーブルとイスを出して仕事をしていました。
その家は、おそらく小さなお嬢さんが何人かいる様子。家の中は騒がしく、やむなくベランダで仕事とされているのかもしれません。今は真冬ですが、今でもダウンを着込み、ベランダにほぼ毎日いらっしゃいます。
みなさん、いろいろと苦労をされているようです。憧れのマイホームを購入し、その家で過ごす時間が増えたのに、肩身の狭い思いをするとは思ってもいなかったことでしょう。
こんなとき、簡単にスペースを確保できるのが理想です。リフォームとなると大事ですが、ロールスクリーンをつけるとか、パーテーションで区切るなど、簡易な工夫でさっとスペースができるのが理想的かもしれません。
LDKと隣の部屋の間仕切りをなくせば用途は広がる
例えば、以下の間取り図をご覧ください。
これはシアーズエステートの福岡県小郡市寺福童の建売物件です。
この家は、LDKが18帖となっていますが、隣に3帖の洋室があります。この部屋は窓がついているので、納戸やサービスルームなどではなく、ちゃんとした部屋です。一般的な家ならば引き戸などで区切られていることが多いかと思います。
しかし、中にはお子さまが遊ぶ場所にしたい方がいらっしゃるかもしれませんし、ペットコーナーにしたいと考える方もいるかもしれません。実際、リビングは少しでも広く使いたいという方が多く、隣室をあけ放つ方が多いです。つまり、この家の場合は、18帖+3帖あわせて21帖の広いリビングダイニングとして使うというわけです。
しかし、引き戸などがある場合、床にはレールがあり、それがバリアフリーを妨げたり、掃除をしにくくしたりします。こうなると何かと不便ですよね。
そこで、この家では最初からスペースの間に仕切りは設置しておらず、自由度を上げています。
ドアがなくても部屋は仕切れる
では、リビングと洋室を仕切って使いたい場合はどうすればよいのでしょうか?
この場合、例えばロールスクリーンを天井から吊るして簡易的に区切れるようにすれば、シーンに合わせてオープンにしたり、クローズしたりと、用途にあわせて使い分けられます。
もっとしっかりと区切り、部屋のようにしたいのであれば、半分程度のスペースにパーテーション代わりに飾り棚をいれたり、突っ張り棒タイプのカーテンで仕切ったりするのもよいですね。
そのスペースを区切って使用したいのは永遠ではなく、10年程度かもしれません。10年経てばまた広い部屋に戻してリビングとして使いたくなることも考えられるのであれば、それぞれのタイミングで使い分けられるのがうれしいのではないでしょうか?
そういった家族の変化に、柔軟に対応できるのがこの部屋の考え方です。
最後に
シアーズエステートは、注文住宅のクオリティを建売住宅で実現し、多くのお客さまの支持をいただいています。
新築一戸建てをお探しなら、シアーズエステートをぜひご活用ください。