人気のキューブ型住宅の注意点と解消策
キューブ型住宅のデメリット
雨や日差しが入り込む
四角い家は、軒がまったくないか、あってもほんの少しです。そのため、雨が家の中に吹き込んだり、直射日光が室内に入りやすかったりします。
雨は窓を閉めるという対策しかありませんが、日差しについては対策ができます。
例えばカーテンやロールスクリーンなどを使えば、日差しの量をコントロールできます。
特に日差しで避けたいのは西日です。また、夏場は日差しが家に入ることで室内の温度が高くなりがち。窓にはしっかりと日差しをカットするレースのカーテンを付けるとよいですね。
外壁や屋根が老朽化しやすい
キューブ型の家は、外壁やシーリングの劣化が目立ちやすいというデメリットがあります。どの家でも雨や直射日光が当たるという条件は同じなので、スタイリッシュで外壁がストンとしているが故に痛みが目立つということかもしれません。
これを避けるには、外壁や屋根の素材にこだわることが重要となります。
一般的には、ガルバリウム鋼板を活用するのがよいと言われています。
ガルバリウム鋼板は1970年代にアメリカで発明されたもので、鉄板にアルミニウムや亜鉛、ケイ素などを混合させた合金メッキを吹き付けコーティングされた耐久性の高い金属の鋼板のことです。日本では、「GL鋼板」と呼ばれることもあります。
ただ、もっと進んだ建材も登場しています。例えば、シアーズエステートでは「光セラ」と呼ばれる光触媒の外壁材を使っています。
光セラは、太陽光(紫外線)にあたることで汚れを分解し、その汚れを雨で流してしまうもの。色もあせにくく、ウイルスや菌を不活化させるので、長く美しさを保てます。
雨水が流れにくく水漏れしやすい
キューブ型住宅は、屋根も平らにしている家が多いため、雨水が流れにくく、防水対策を十分にしなければ雨漏りしやすいと言われています。
しかし一方で、屋根はシンプルな形の方が雨漏りリスクは低いとも言われます。これは、屋根の形が複雑になると凸凹ができ、一箇所に雨水が溜まるからであり、シンプルな屋根であれば、その心配はありません。施工もシンプルな形状の方がミスをしにくくなります。
一見すると相反する2つの意見ですが、結局のところ、大工の技量に集約されるのかもしれません。
屋根が平らなのは、サンルーフを備えた家などでも同じです。このような場合、雨漏りを防ぐ対策として、金属系のサイディングで外壁を覆ってしまうという方法があります。
しかし、何よりも大切なのは、施工技術。どんなに機能の高い建材を使用したとしても、結局、大工の認識が甘かったり、技術が不十分だったりすれば、機能を発揮することはできません。
雨漏りは一回発生するとメンテナンスにコストがかかりますので、十分に気を付けていただきたいところです。
最後に
シアーズエステートは、注文住宅を手がける建築士がデザインし、高い技術をもった大工が施工します。そして、最近の建売りはキューブ型を主流としています。
また注文住宅のクオリティを建売住宅で実現し、多くのお客さまの支持をいただいています。しかも売主でもあるので仲介手数料などはかかりませんし、ローンのサポートなども万全です。
キューブ型住宅に興味を持たれた方は、ぜひご連絡をいただければと思います。