角地は本当に魅力的?角地の方角による違いを考える

公開日:2021/09/22最終更新日:2024年3月14日
一戸建てを購入するとき、人気が高いのが角地。 購入後に「角地を選んでよかった」という方がいる一方、「角地じゃなくてもよかった」と思っている方もいるようです。 この記事では、「角地じゃなくてもよかった」とならないために、注意したい角地の方角による違いについて説明します。

角地とは

角地とは、土地を囲む4方向のうち、2つのつながった方向が道路に接している土地のことを指します。

正式に言えば、角地は「角地」と「準角地」に分けられます。
角地とは、接する道路が共に直線の一部であるもの。準角地とは、接する道路がL 字型に曲がっていて、その内側にあるものを指します。

角地の方角による違い

角地と一口に言っても、どの方向が道路に面しているかによって、ずいぶんと印象が違ってきます。そこで、方角による違いを考えてみましょう。
ちなみに、ここで言う方角とは、道路に面している方角を指します。

南東角地の特徴

南東角地は日が昇る時間から日没までずっと日当たりがよく、最も角地のメリットを感じられる土地だと言えます。実際、角地の中でも特に人気が高いのが南東角地です。

デメリットとしては、価格が高いこと。夏場の気温上昇を嫌って南側に大きな窓を設置しない方も増えていますが、そのような場合は価格の高い南東角地にするメリットはあまりないのかもしれません。

南西角地の特徴

南西角地は比較的日当たりもよく、特に南側が開放的なため、リビングやキッチンを置くと日中に日差しが差し込む心地よいスペースをつくれます。

ただし西日が差し込むので夕方にまぶしく、夏場の室温が夕方になっても下がりにくくなります。しかしこれは、冬場は夕方になっても比較的暖かいということです。

北西角地の特徴

北西角地は、日が昇ってから日中までの日当たりはそれほどよくなく、一方で西日の影響を強く受けるという特徴があります。つまり角地でありながら、最大のメリットである日当たりのよさはあまりないことになります。しかし一方で、角地でありながら土地は比較的安いというメリットもあります。

北西角地で十分に日当たりを確保するためには、道路に面していない方角をどのように活用するかにかかっています。土地に広さがあるのなら、南東の方向にベランダやリビングを配置すれば問題はなくなります。また、敷地が小さくても、周りの家の条件によっては日当たりがよいこともあります。

北東角地の特徴

北東の角地も日当たりに恵まれているとは言い難いものの、日が昇る時間帯から日差しを感じることができます。北東の角地であれば、たとえば洗濯をする時間が朝からと言う方ならば問題はありません。

また最近は、夏場の直射日光が強くなり、あえて南向きの立地を望まない家も出てきています。そのような方であれば北東角地は条件にあっています。

どういった人が角地を買うべきか

角地は特に方角によって日当たりが違っており、メリットやデメリットを感じることがあるとお分かり頂けたのではないでしょうか。

一般的に角地は魅力的と言われますが、細かく見ていけば、角地は他の家に比べて高額になる傾向があったり、防犯性が高い一方でプライバシーの面では配慮が必要になったりと、さまざまな条件によって自分にあっているかどうかが違ってきます。

角地だからと安易に決めるのではなく、購入にあたっては、Googleマップを活用して調べたり、直接見に行ったりしながら比較するほか、自分だけで判断するが難しい部分についてはハウスメーカーなどに相談して、ご自身にあった最適な住まいを見つけてください。

最後に

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