未完成の建売住宅を購入するとき、チェックすべきポイント
家の雰囲気を知る方法は3種類
まず、気になるのは、未完成の建売住宅をどのように決めていけば良いのかでしょう。
ハウスメーカーの説明を聞き、想像だけで決めるわけにはいきません。そこで、3つのものを使って完成した家を想像することになります。
まずは図面。家を販売するためのチラシに載っているような略図はもちろん、さらに詳しくサイズの入った図面も用意されています。こまかなサイズも知りたい場合、未完成の状態では実際に計ることはできませんが、図面を見てサイズを確認することができます。
次に外観のイラストです。建売の場合、イラストで書き起こしていることが多く、それを見てイメージを膨らませることができます。
そして3つめが、モデルハウスです。前者の2つはイメージに過ぎず、家の質感は分かりません。その点、モデルハウスでは、ハウスメーカーが実際の規格で建てた家があるので、家の中に入り、自分の目で見て、手で触れてイメージをつかむことができます。
この3点を合わせることで、実際の家の雰囲気をより具体的にイメージすることができるわけです。
モデルルームでチェックするべきポイント
では、モデルルームに行ったときには、どのような部分をチェックすればよいのでしょうか?
以下にポイントを上げていきます。
キッチンやバスルーム
住宅なで使われる設備や資材などはグレードがさまざまです。モデルルームによっては高級なものが使用されていて、自分が購入しようと考えている家とは事情が異なる場合があります。どのランクの設備が使われているのか、モデルルームに展示されているものと同じかを確認してください。
また、キッチンやバスルームは窓の方向により採光性が大きく変わります。この点は十分に考慮してください。さらに、窓やドアなどは実際に開け閉めして、使い勝手も確認することをおすすめします。
トイレ
便器もグレードによって印象が大きく変わるので確認すべきところ。また、窓の有無によりニオイのこもり方が違うので、もう家が決まっているのなら図面を見ながら確認するようにしてください。
また、隣家との距離が近い場合、窓を開けたらお隣さんと目が合ったとか、通りすがりの人が見えるのでは落ち着きません。どのような配慮がなされているかも確認するとよいでしょう。
間取り
部屋の雰囲気は使用している素材に加え、窓の取り方によっても大きく違ってきます。モデルルームですから自分が購入する家とは違うとはいえ、雰囲気はつかめるもの。それぞれの部屋のサイズ感や窓との関係など、実際に部屋の中に入ってどのように感じるかを重視してください。
玄関周りとドア
玄関は家の顔ともいえる重要な場所。広さはもちろん、ドアや鍵も要チェックです。ドアはどういった素材のものが使われているのか、鍵はどのようなものが使われているのかはもちろん、実際に開け閉めしてみることも忘れなく。
窓
窓は光や風を家の中に入れる役割ですが、チェック項目としてはそれだけではありません。サッシやガラスの状態によって光熱費に大きな影響を与えます。どのような特徴があるものかをしっかりと確認してください。
最後に
家は長くすむものであり、そこは日常の疲れを癒す場所であり、家族を円満にする重要な場所です。購入時にどれだけ気に入ったかということも重要ですが、そこに長く安全に住めることはさらに重要。それを理解するには、最終的には信頼できるメーカーを選ぶしかありません。おしゃれさや価格も重要ですが、どのメーカーがどういった思いで建てた家なのかという観点でもチェックしてみてください。
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