人気のキューブ型住宅のメリット・デメリット | 福岡のハウスメーカー

人気のキューブ型住宅のメリット・デメリット


監修者:事業責任者・取締役 金澤 哲

人気のキューブ型住宅のメリット・デメリット
憧れのマイホームを買うなら、お洒落で洗練されたイメージの家がいいと考える方が多くいます。 「でも、建売りでは無難なイメージの家しかないんじゃないの?」 そんな風に考えていませんか? 今は、建売りでもモダンでお洒落な家を購入できるようになっています。 今回は最近特に人気のキューブ型住宅をご紹介。メリットはもちろん、デメリットもしっかりとお伝えしますので、家選びの参考にしていただければと思います。

キューブ型の住宅とは、軒がないボックス型の家

筆者がキューブ型の家をはじめてみたのは東京でした。
そこは、いかにもお金持ちの人が住む大きな家と、いかにも建売りの分譲住宅だと分かる家が立ち並ぶ地域。そんな中に、ポツンとお洒落な家を発見しました。

コンパクトでありながらお洒落で、一切ムダがなく洗練されたモダンな家。当時の筆者はそのスタイリッシュないでたちに心を奪われたのを覚えています。

東京が流行りのはじまりかどうかは分かりませんが、その後、全国でちらほらと見かけるようになり、「キューブ型」と呼ばれるようになりました。また、キューブハウスや箱型住宅、軒ゼロ住宅などとも呼ばれています。

キューブ型住宅に明確な定義があるわけではないのですが、屋根部分も含めて四角形のボックスタイプの家を指します。特徴を表現した呼び方としては、軒ゼロ住宅が的を射ています。

窓などの開口部に軒がないか、あったとしても10cm程度。バルコニー部分は洗濯を干すことを考えて屋根を作っていることもありますが、外に出っ張っているのではなく、キューブの中に設置するデザインが多いようです。

最近は特に流行っていて、注文住宅でも一度は考えると言われるスタイル。これを建売住宅で購入できるところも出てきました。

キューブ型住宅のメリット

キューブ型住宅のメリットは、何よりもスタイリッシュな立ち姿です。ムダのないモダンなデザインは、壁の色や素材によって、さまざまな表情を持たせられるのもよいところです。

さらに、機能面でもメリットがたくさんあります。

ローコストで建てられる

キューブ型住宅の大きなメリットは、ローコストで建てられることです。スタイリッシュな家を建てるのにコストをかけるのは古い話なのかもしれません。

なぜローコストかを説明しましょう。

家に凸凹があったり、装飾があったりすると、どうしても施工に手間がかかり、工期が長くなります。するとそれだけ職人の人件費がかかり、建築コストは高額になります。

その点、キューブハウスなら、基本構造は四角なので、施工はシンプル。こうなると工期を短くすることができ、人件費を安く抑えられるわけです。

家を購入する場合、「できるだけ安くしたい」という希望はほとんどの方が持ちます。その点が合致しているのが、キューブハウスが増えている理由のひとつかもしれません。

また、シンプルな四角形ですから、外壁の面積を最小化できます。外壁は太陽光や風雨にさらされる場所で、断熱加工なども必要ですから、面積が広くなるほど高コストになります。これをシンプルにできることで、材料費も工事費も抑えられるわけです。

ムダがなく、居住スペースを広く確保できる

建物にでっぱった部分やへこんだ部分がないことは、家の中にデッドスペースができにくいことに直結します。簡単に言えば、家のパーツは基本的に四角の組み合わせですから、むだなく配置できるということです。

家を設計するとき、「微妙なサイズ感のスペースがあるから、便利に使えない場所だけどクローゼットにしてしまおう」などということがあります。また、そのクローゼットのサイズが中途半端ということも……。

ですが、キューブ型の住宅では居住空間を最大にいかし、むだなく機能的にデザインできます。クローゼットなども本当に使いやすい場所に、使いやすいサイズで作ることが可能となります。

余談ですが、家の形が変わった家を見かけませんか?
デザイナーズ住宅にありがちなのですが、結局、変わった家の形のせいで、入れたい家具が入らなかったり、家具を買うのにあちこちを測らなければならなかったりします。

そうこうしているうちに、理想の家から離れてしまい、使い勝手も悪くなるというケースもよく聞きます。その点、キューブ型住宅であれば、そういった心配は少なくなります。

そもそも収納をしっかりと取ることができますし、使い勝手のよい場所に収納を作るので、収納家具を購入する必要がないケースも多いのですが……。

耐震性が優れている

もうひとつの強みは、家全体が安定した構造になることが挙げられます。つまり、耐震性が優れた家になるということです。

耐震性能はさまざまな工夫で高めることが可能ですが、そもそもの家の形状が安定していることは絶対の条件となります。キューブ型住宅は見ただけで安定感があることはお分かりいただけると思います。

これに耐震性能をプラスすれば、万が一のときにも安心できる建物となります。

断熱性が優れいている

キューブ型住宅は家全体がシンプルな構造なので、柱や梁の繋ぎ目が少ない特徴があります。そのため、機密性が高く、断熱性が高い家を建てられます。また、キューブ型住宅は外壁面積が最小なので、外気温の影響を受けづらいという面も断熱性を高める理由です。

断熱材はいくつかの入れ方がありますが、一般的なのは柱や梁の間を埋めるタイプ。こうなると、どうしても断熱材が入っていない柱や梁の部分から熱が逃げてしまいます。

断熱性は冬の暖房費や夏の冷房費に大きく関わります。相対的に考えれば建築費が安く、冷暖房費も安いとなると、コスト面ではかなり魅力的と言うことになります。

キューブ型住宅のデメリット

メリットのお話をしましたが、当然デメリットもあります。これは、デメリット解消策も併せてお伝えしていきます。

雨や日差しが入り込む

四角い家は、軒がまったくないか、あってもほんの少しです。そのため、雨が家の中に吹き込んだり、直射日光が室内に入りやすかったりします。

雨は窓を閉めるという対策しかありませんが、日差しについては対策ができます。
例えばカーテンやロールスクリーンなどを使えば、日差しの量をコントロールできます。

特に日差しで避けたいのは西日です。また、夏場は日差しが家に入ることで室内の温度が高くなりがち。窓にはしっかりと日差しをカットするレースのカーテンを付けるとよいですね。

外壁や屋根が老朽化しやすい

キューブ型の家は、外壁やシーリングの劣化が目立ちやすいというデメリットがあります。どの家でも雨や直射日光が当たるという条件は同じなので、スタイリッシュで外壁がストンとしているが故に痛みが目立つということかもしれません。

これを避けるには、外壁や屋根の素材にこだわることが重要となります。
一般的には、ガルバリウム鋼板を活用するのがよいと言われています。

ガルバリウム鋼板は1970年代にアメリカで発明されたもので、鉄板にアルミニウムや亜鉛、ケイ素などを混合させた合金メッキを吹き付けコーティングされた耐久性の高い金属の鋼板のことです。日本では、「GL鋼板」と呼ばれることもあります。

ただ、もっと進んだ建材も登場しています。例えば、シアーズエステートでは「光セラ」と呼ばれる光触媒の外壁材を使っています。

光セラは、太陽光(紫外線)にあたることで汚れを分解し、その汚れを雨で流してしまうもの。色もあせにくく、ウイルスや菌を不活化させるので、長く美しさを保てます。

雨水が流れにくく水漏れしやすい

キューブ型住宅は、屋根も平らにしている家が多いため、雨水が流れにくく、防水対策を十分にしなければ雨漏りしやすいと言われています。

しかし一方で、屋根はシンプルな形の方が雨漏りリスクは低いとも言われます。これは、屋根の形が複雑になると凸凹ができ、一箇所に雨水が溜まるからであり、シンプルな屋根であれば、その心配はありません。施工もシンプルな形状の方がミスをしにくくなります。

一見すると相反する2つの意見ですが、結局のところ、大工の技量に集約されるのかもしれません。

屋根が平らなのは、サンルーフを備えた家などでも同じです。このような場合、雨漏りを防ぐ対策として、金属系のサイディングで外壁を覆ってしまうという方法があります。

しかし、何よりも大切なのは、施工技術。どんなに機能の高い建材を使用したとしても、結局、大工の認識が甘かったり、技術が不十分だったりすれば、機能を発揮することはできません。

雨漏りは一回発生するとメンテナンスにコストがかかりますので、十分に気を付けていただきたいところです。

キューブ型住宅を建売りで手に入れる

お洒落でモダンなキューブ型住宅について説明しました。いかがだったでしょうか?

多少のデメリットはあるものの、それは工夫次第で回避できることがほとんど。ですので、メリット部分を他の家と比較するのがよいのかもしれません。

シアーズエステートは、注文住宅を手がける建築士がデザインし、高い技術をもった大工が施工します。そして、最近の建売りはキューブ型を主流としています。キューブ型住宅に興味を持たれた方は、ぜひご連絡をいただければと思います。

シアーズエステートは、グループ全体で引渡しを終えた住宅が6000戸以上(注文住宅約5600戸、建売住宅約400戸)。注文住宅のクオリティを建売住宅で実現し、多くのお客さまの支持をいただいています。しかも売主でもあるので仲介手数料などはかかりませんし、ローンのサポートなども万全です。

福岡・佐賀エリアで新築一戸建てをお探しなら、シアーズエステートをぜひご活用ください。