建売住宅の購入で後悔しないためには?

公開日:2021/02/24最終更新日:2024年3月14日
一戸建て建売住宅の購入を決めると、いろいろな物件を見ることになります。建売のもっともよい点は、すでに立っている建物を見られること。しかし、見られるがゆえに、外観や内装など見た目に意識が行きがちで、肝心な部分にまで気が回らないことがあります。ここでは、建売物件を見るときに気を付けるべきことを解説します。

家は長く住むところ。第一印象で決めるのは危険

家の第一印象として認識できるのは実は見た目だけ。たとえば外から佇まいがよいとか、玄関を入ったときの雰囲気がよい、窓が大きくて明るい、キッチンの形が理想通りなど。しかし、どれも使い勝手や性能には触れていません。さらに言えば、見えない部分にはまったく触れていないのです。

家は長く住むものであり、本当のよさは日々の暮らしの中や、10年、20年、いやそれ以上経ってから感じるもの。最初に気に入った大きな窓が実は西側に設置されていて、夕方になると西日がまぶしすぎるとか、リビングにある吹き抜けが気に入ったのに住んでみると電気代が異常にかかって困るなどの問題点がでてくることもあります。

物件を見る前に、優先順位を決めておく

失敗しない家選びをするにはどのような点に注意すればよいのでしょうか?

まずは、家の条件に優先順位をつけておくこと。建売住宅は間取りなどがすでに決まっているため、何らかの妥協をしなければなりません。だからと言って、最初から条件を決めないというのは違います。

譲れない条件はあらかじめ決めておくべきでしょう。

しかし、実際に建売住宅を購入した方に話を聞くと、「妥協した点はあまりなく、むしろ条件にあった家が複数あって迷った」という声をよく聞きます。

条件に合った家はないのではと心配する必要はないかもしれません。

特に水回りや土台作り、耐震性は建てた業者の話を聞く

水回りと土台(基礎)。さらに、いつ起こるかわからない地震に対する備えとして耐震性は欠かせないチェック項目となります。

実は、不動産投資をするプロが築30年以上の家を見るとき、一番よくチェックするのが土台と水回りと言われています。なぜなら室内リフォームと違い、修繕に大きな費用がかかるからです。この2つに雨漏りを加えた3点に問題がある家には手を出さないというのが基本だとか。

たとえば、土台作りがあまいと家自体が傾いてしまいます。こうなると修繕は家全体におよびますし、最悪なケースでは立て直すしかないこともあります。水回りについては原因を追究することが難しいケースもあり、大掛かりな調査をする必要が出てきます。また家の壁の中の故障であれば外壁や内壁を壊して修理するしかありません。土の中の配管部分が水漏れをしている場合、その水漏れによって周りの土が侵食してしまい、配管が空中に浮いたようになっているケースもあります。こうなると、工事が大掛かりになることは容易に想像できるでしょう。

ただし、これらは実際に月日が経ってみないとわからない部分。購入時点で長年住み続けられる家であるかどうかは、建てた業者の信用と技術力で判断するしかありません。

そのためには、家の販売を専門的に行う不動産仲介業者ではなく、ハウスメーカーや工務店など、実際に建築を行った業者から購入する方いろいろと説明が聞けて安心だと言えます。

マイホーム購入は何千万円ものお金を払う高価な買い物です。見た目だけがかっこよくても性能的が十分でない家を購入することがないように、冷静な判断をしてください。

売主から直接販売されている物件は手数料がゼロ

ハウスメーカーや工務店から直接購入するときのメリットはもうひとつ。売主から直接購入する場合は、仲介手数料が不要です。家は高額な買い物ですから仲介手数料も当然大きくなります。手数料は、売買価格×3%+6万円+消費税(400万円超の場合、速算式)ですから、3千万円の物件の場合、105万6千円。これはかなり大きい価格ですよね!マイホームを探すときには、売主から直接販売されているものかどうかをぜひ調べてみてください。

最後に

シアーズエステートは、注文住宅のクオリティを建売住宅で実現し、多くのお客さまの支持をいただいています。しかも売主でもあるので仲介手数料などはかかりませんし、ローンのサポートなども万全です。

新築一戸建てをお探しなら、まずはシアーズエステートの物件をご覧になってください。

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