金利の基礎を知ろう

公開日:2020/12/22最終更新日:2024年3月14日
金融機関に置かれている住宅ローンの資料には、必ずといってよいほど金利が大きく書かれています。しかし、金利は低い方が有利なのは分かっていながら、実際にどれくらいの違いがでるのかといったイメージがわかないという方も多くいらっしゃるようです。 ここでは、金利の基礎知識を解説します。 住宅ローンを考えている方はぜひ参考にしてください。

住宅ローン金利が総支払額に与える影響は?

夢に見たマイホーム。買いたい家が見つかったら、次は住宅ローンの申し込みです。

住宅ローンといってもさまざまな商品があります。ひとつの銀行の中にも複数の商品があり、自分にあったものを選ぶのは簡単ではありません。ローンの支払いは毎月のことですし、金額も大きくなりますので、日々の生活に影響を与えます。

「そうはいっても、ローン金利の1%の違いなんて、大した違いにはならないのでは?」と軽く考える方も少なくありません。が、それは甘い!
1%の違いが、結果的に数百万円、ときには1000万円以上の違いになるなどということもあるのです。

住宅ローンの金利とは?

金利とは、お金を借りた人が、借りた金額(=元金)に対して支払う利息の割合のことです。銀行はもちろん消費者金融などを含むクレジットカードを使ってキャッシングや分割払いをしたときにも金利がかかるので、ご存知の方も多いかと思います。

金利は、適用期間によって3つに分類され、1年なら年利、1か月なら月利、日ごとなら日歩(ひぶ)と呼びます。住宅ローンを含む金融商品の金利は、年利で表示されることがほとんどです。

もちろん、年利で表示されると言っても、利息は一年分をまとめて払うわけではありません。支払うのは月ごと。たとえば年利が3.0%の場合、毎月払う利息は、
3.0%÷12ヶ月=0.25%
となります。

今の金利は安いのか?高いのか?

では、金利はどうやって決められるのでしょうか。

今は、超低金利時代と呼ばれています。また、ゼロ金利という単語を耳にされた方も多いでしょう。これらのキーワードは、住宅ローンの金利をさすものではありません。

ここでいう金利は、日本の中央銀行(日本銀行)が金融市場に貸し出すお金にかかる金利のこと。これが、ほぼゼロになっているという意味です。こうなると銀行はただ同然で資金を調達できるようになり、企業や個人への融資がしやすくなります。

では、なぜ住宅ローンの金利はゼロ円にならないのでしょうか?
それは、金融機関が調達したお金に少しだけ金利を乗せて貸し出すことで成り立っているからです。

現在国が行なっているゼロ金利政策が終わり、国が金融機関の貸し出すお金に金利が付くようになると、住宅ローンなどの金利も上がります。

では、過去の住宅ローン金利と現在では、どれぐらいの差があるのでしょうか?
現在の住宅ローン金利は、0.3%台から2%台となっています。一方、近年の日本でローン金利がもっとも高かったのはバブル期で、8%を超えた時期もありました。今では考えられない数値ですね。今は住宅ローン減税なども充実していますし、金利が安いわけですから、家を買うには適した時期だといえるのかも知れません。

最後に

今回は住宅ローンの金利の基礎を解説しました。

住宅ローンはさまざまな要因によって条件が変わってきます。また、ハウスメーカーと提携している金融機関を利用すると金利優遇が受けられるなど、特典が用意されているケースもあるので、ある程度自分で調べた後は、相談してみるとよいでしょう。

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